今回は「人生に役立つ資格5選」というテーマでお話ししていきます。
「今の仕事、このままでいいのかな…?」
「スキルアップしたいけど、何から始めればいいのか分からない…」
そんな悩みを持っている20〜30代の方、多いんじゃないでしょうか?
そんな方は何か資格の取得にチェレンジしてみることをおすすめします。資格を取得することで就職や転職活動の幅が大きく広がります。また、直接的に仕事に影響しなくても何か資格を持っているということは目標に向けて地道な努力ができる人という印象も与えることができます。
今回は、そんな人生の選択肢を広げてくれる“コスパの良い資格”を厳選してご紹介します!
もちろん、仕事に役立つこと以外にも自分自身の教養として人生で役立つ資格でもありますのでぜひご覧ください。では早速参ります。
資格①:FP(ファイナンシャル・プランナー)
人生に役立つ資格1つ目は「FP(ファイナンシャル・プランナー)」です。
ファイナンシャル・プランナーは保険・税金・年金・資産運用など、お金に関する基礎知識が学べます。
自分の人生設計にそのまま使える内容なので、「生きるための知識」として非常におすすめです。将来的に投資や副業に興味ある人は、絶対役立ちます。
私は銀行に入社する前に必要だと思いFPを取得しましたが、銀行員という以前に全国民が義務教育として学ぶべき内容だと感じます。特に税金関係に関しては知っているか知らないかで人生が大きく変わります。生命保険や個人年金保険の保険料控除など毎年の税金を軽減できる方法、住宅ローン控除で利息以上の税金が還元されることなど、人生に役立つ知識を学ぶことができました。
また、FPは国家資格という安心感もあり転職にもやや有利になります。個人的には3級と2級には大きな違いはなく教養として学ぶ場合は3級で十分だと思います。
💡ポイント:
- 人生に役立つお金の知識が学べる
- 特に資産運用や税金関係は全員必須の知識!
- 安心の国家資格
資格②:簿記
人生に役立つ資格2つ目は「簿記」です。簿記は3級から受けられますが、自分の武器にしたいと考えている方は2級まで取得することをおすすめします。3級の内容は基礎的な部分が多いですが、2級からより実用的になり実際の仕事に役立つからです。
簿記は、会社のお金の流れを理解できる資格で、経理・財務はもちろん、営業やフリーランスにも役立ちます。将来独立をしたいと考えている方にも欠かせない資格です。特に転職市場での評価が高く、未経験から経理職へのキャリアチェンジにも強い武器になります。
簿記を取得するメリットはキャリア面以外にも、「ビジネスの基礎知識」が身に付くことです。簿記の内容を習得することで会社の利益とは何なのか。利益はどのように生み出されるのか。またその利益はどのように配分され動いていくのかなど、1つの会社のお金の流れが理解できるので、経理職を目指す方はもちろん、法人を顧客として営業をしている方などにも役立ちます。
簿記は独学での取得も十分可能で、就職・副業・起業どれにも役立つコスパ抜群の資格です。2級になると商業簿記、工業簿記と2教科に増え難易度もぐっと上がりますが、必ず役に立つのでぜひチャレンジしてください。
💡ポイント:
- ビジネスの基礎が身につく
- 独学も可能でコスパ抜群
- 就職・副業・起業、どれにも役立つ!
資格③:ITパスポート
人生に役立つ資格3つ目は「ITパスポート」。
IT初心者向けの国家資格で、IT業界に行くつもりがなくても、「デジタルの基礎知識」はこれからの時代マスト。
特にDX化が進む現代、あらゆる業界で「ITリテラシー」が求められていて、持っておくと社内評価にもプラスになります。現在は大手の会社などは従業員にITパスポートの取得を強く求めています。
ITパスポートは理系の方向けの資格のように思えますが、文系でも全然OKです。内容は初心者向けになっていますので、誰でも取得可能です。また、AIなどテクノロジーの発展で今後IT業界は少なくとも数十年伸びていくと思われるので、転職にも有利に働きます。
そして何といっても国家資格のわりに比較的難易度が優しめで取得しやすい資格となっています。もちろん、取りやすい資格だから受けるべきというのは間違いだと思いますが、この資格を受けることで自分のITに対する免疫、つまり難しい内容でもどのくらい興味を持って学ぶことができるかというのも図ることができると思います。勉強していて自分にITは向いていないという方もいるかもしれませんが、それでも勉強したことに大きな意味があると思います。その意味でもこのITパスポートは何か資格を取って幅を広げたい方におすすめです。
💡ポイント:
- 文系でもOK!初心者向けの内容
- IT業界への転職の第一歩にも
- 試験も比較的取りやすい
資格④:TOEIC
人生に役立つ資格4つ目は「TOEIC(トーイック)」です。
英語って、勉強してる人は多いけど、証明できるスコアを持ってる人って意外と少ないんですよね。
転職・昇進・海外出張…特にグローバル企業や商社系ではTOEICの点数が基準になっていることもあります。実際日本においては日常会話レベルの英語が話せる人も10%程度だと言われています。ですので、英語が少し話せるだけでも会社の中ではかなり重宝されます。
具体的には600点以上あれば履歴書に書くことができるイメージです。そして、英語の勉強というのは仕事に役立つほか、海外旅行に行った際にも現地での生活で必ず役立つのでおすすめです。
これは私の意見ですが、海外の人と話して意思疎通ができることってシンプルに楽しくないですか?全く育った環境が違う人同士が、共通の話でつながり心を通わせることは素晴らしいことだと思います。私は昔、オーストラリアに留学していた際、日本のアニメを通して現地の人と仲良くなりました。日本のアニメがこれだけ愛されていることに驚くと同時に、そこで距離がぐっと縮まったことへのうれしさを今でも覚えています。
英語が話せると多くの国の人と意思を通わすことができます。将来の可能性を広げる投資としてTOEICなどの英語資格を通してぜひ学んでください。
💡ポイント:
- スコア次第で転職や年収UPも狙える
- 600点以上で履歴書に書ける
- 将来の可能性を広げる投資になる
資格⑤:宅建(宅地建物取引士)
人生に役立つ資格最後、5つ目は「宅建(たっけん)」。
不動産業界はもちろん、金融・建設業界などでも重宝される国家資格。そして実は、個人で不動産投資や副業に興味ある人にも超オススメです。国家資格の中でも比較的独学で合格しやすい部類で、「転職+副業」に活かせるのはこの資格ならでは!
例えば、不動産業界への就職や転職に興味がある方はこの宅建は必須の資格と言えます。不動産の売買や賃貸の契約においては重要事項の説明というものが法律で義務付けられていますが、この重要事項の説明ができるのは宅建の資格を持つ人だけです。逆に宅建を持っていなければ不動産業界でできる仕事の幅が大きく減ってしまいます。
また、人生においては皆さんは必ず家を借りたり購入したりして住まいを確保すると思いますが、その際に不動産の知識を持っていれば家を選ぶ際にも生きてきますし、業者との交渉をする際にも役に立ちます。何でもそうですが、知識がなければ社会で不要にお金を搾取される可能性が高くなります。自分の身の回りに生きてくる資格はぜひ勉強の一環として取得してほしいと思います。
💡ポイント:
- 独立・副業との相性も◎
- 難易度は中級レベル(合格率15〜17%)
- 信頼性のある国家資格!
まとめ
いかがでしたでしょうか。今回紹介した人生で役立つ資格5つはこちらになります。
- FP(ファイナンシャル・プランナー)
- 簿記
- ITパスポート
- TOEIC
- 宅建
どれも「人生を豊かにする」「将来の可能性を広げる」資格です。
時間やお金をかけすぎずに、自分の価値を高めたい人には、強くおすすめします。ぜひ参考にしてください。
ご覧いただきありがとうございました。